大木を伐採
2013年10月02日
この桜は、根元の直径が80㎝あり、枝もしっかりと張った立派な木でしたが、7月ごろから落葉が始まり、9月には残念ながら枯れてしまいました。
原因は、桜にとって最も恐ろしい病気で今のところ治療方法がない「ならたけ病」に感染したためです。
この病気は桜の根株が冒されて枯れるので、周りへの感染を防ぐために伐採し根株と周辺の土壌を掘り取り、汚染されていないきれいな土壌と入れ替える必要があります。
伐採作業は、作業員が命綱を付けて登り、周辺の桜が損傷しないように一枝ずつロープで吊りながら慎重に切り落としていき、最後に幹を切り倒しました。