円通寺

円通寺
出雲三十三観音霊場第11番札所
円通寺(えんつうじ)は、行基の創建といわれる天台宗の古刹です。
ここからの眺望は格別で、中国山地の山々をはじめ、遠くは大山なども見渡せ、晩秋の朝には雲海も望めます。
●宗 旨/天台宗
●ご本尊/如意輪観世音菩薩
当寺は、天平年間(約1,200年前)行基菩薩の草創に係り、行基、諸国行脚の折、この山に 登り大龍の臥居をみて、臥龍山・円通寺と名付け、直ちに本尊如意輪観音の尊像を彫刻安置 しました。その後、康保・安和の頃、性空上人、伽藍僧坊を建立し、中古は寺院が、四十二坊 あってこれを中興の祖としていました。
さかのぼって、聖宝上人(832年~909年)仏殿建立、不動明王を安置して以来、当山は修験道場としても栄えていました。往古度々火災に合ったと言いますが、幸い本尊は現存しており、 33年ごとに開扉をしています。
尚この寺は昔から縁結び、子宝、まむしの毒とり等の観音様として親しまれています。
住所 | 雲南市掛合町多根329 |
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駐車場 | あり |
問い合わせ | FAX 0854-62-0168(FAX兼用) |
備考欄 | 【行事】 春の観音供養と火まつり 4月17日 夏の盆施がき 7月17日 天台・伝教 お大師講 11月20日 |