日御碕神社

日御碕神社

日御碕神社

(ひのみさきじんじゃ)

天照大御神を祀る下の本社と神素盞嗚尊を祀る上の本社とが建ちます。

日沈の宮や日沉の宮と呼ばれる下の本社は、約1000年前、伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対して「日の本の夜を守れ」との村上天皇の時代に勅命によって祀られました。

神の宮と呼ばれる上の本社は、約2500年前に安寧天皇の勅命によって祀られました。現在では総称して日御碕神社・日御碕大神宮と呼ばれています。

昭和二十八年には、社殿のすべてと境内の石造建築物も含め、国指定重要文化財とされました。

○経島(ふみしま)
天照大神が現在の日御碕神社に祀られる前に鎮座されていたといわれる島です。ウミネコの繁殖地としても有名で、国の天然記念物に指定されています。伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、「日の本の夜を守る」日御碕神社で、年に一度8月7日に夕日の祭り『神幸神事』が斎行されます。日御碕神社の神域として神職以外の一般の立入りは禁止されており、例祭の時のみ、宮司だけがその島に舟で渡ることができます。

住所島根県出雲市大社町日御碕455