鉄の歴史博物館

鉄の歴史博物館

鉄の歴史博物館

古い時代から「たたら製鉄」という日本独特の鉄づくりの技術が行われていました。

鉄づくりの歴史や技術、そしてその鉄が果たした役割をわかりやすく展示しています。

館内は、「たたら製鉄とその技法」をテーマにした1号館と、「鉄山経営と鍛冶集団」をテーマにした2号館に分かれ、豊富な資料とともに「たたら製鉄」を今に伝えています。

■1号館「たたら製鉄とその技法」
それまで石や木の道具しか持たなかった人々が、鉄を生産し加工する技術を手に入れた意義は非常に大きなものでした。鉄の鍬(くわ)や鋤(すき)を使うことで、原野を開拓し、農地を確保し、稲作農業をおこしていました。

鉄は、人々にとって生活に役立つだけでなく、命を支える金属として、とても貴重な存在となりました。しかし、たたら製鉄は「村下(むらげ)」とよばれる技師長の勘と経験が、できた鉄の品質を大きく左右したのです。一回の操業は3日から4日間続き、不眠不休の大変な仕事でした。 

■2号館「鉄山経営と鍛冶集団」
吉田町のたたら製鉄は、日本一の山林王といわれた田部家が経営していました。ここでは、たたら製鉄にどのような人々が関わったのか、鉄をどのようにして生活道具に形を変えていったのか、鉄の流通はどのように行われたかなど、鉄山師「田部家」の古文書を通して興味深い情報を知ることができます。

 

住所雲南市吉田町吉田2533
定休日月曜日 (祝日の場合は翌日) 、12/29~1/3
営業時間午前9時~午後5時(入館は午後4時まで)
アクセス松江自動車道雲南吉田ICより車で約5分
駐車場稲わら工房駐車場をご利用ください
お問い合わせTEL:0854-74-0043
金額大人520円 小中学生260円   団体(20名以上)一般410円 小中学生210円 
ホームページhttp://www.tetsunorekishimura.or.jp/